食べ物から妊活宣言!不妊治療にオススメの食材とは?

2019年5月31日

不妊治療においてからだのケアはとても大切です。
自分の食べた物が、そのまま栄養素としてからだに吸収され、細胞一つひとつを作っています。
不妊治療においても卵子や精子の状態が重要なので、治療中は食生活のアドバイスもあります。
妊娠しやすい体つくりには何が必要なのか、身近なものから取れるので、お料理を作る際の参考にしてみてくださいね。

食べ物から妊活パワーをもらおう

からだの健康に大きく関わっている、毎日の食べ物。不妊治療においてからだの調子を気にかける機会が多くなります。
受精するためにも卵子や精子の状態は、食べ物をきちんと取れているかがネックとなります。
自動車がガソリンで動くように、人間は食事で栄養をとることで生きています。
しかし、偏った食事をしていると、病気になったり、病気とまで行かなくとも元気よく生活ができなかったりという事態になってしまいます。
赤ちゃんがなかなかできない場合、食生活の乱れが遠因として指摘されることがあります。
たとえば、乱れた食生活を続けたことで、生理が止まったり、ホルモンのアンバランスを招いたりすることがあり、その結果、排卵がうまくいかなくなります。
そこまで極端でなくても、偏った食生活によって貧血になったり、からだが不調になったりということもあります。
食事は体つくりの基本となります。
特に、これから妊娠しようという人は、赤ちゃんのためにも食生活に気をつけ、元気なからだを維持しましょう。

からだを若々しく保ち、生殖能力にも関わる「ビタミンE」

ビタミンEは抗酸化作用があり、体内の酸化を防ぎ、老化を遅らせる働きがあるため、「若返りのビタミン」といわれています。
血行をよくしたり、からだを活性化したりする働きがあります。またビタミンEの化学名は「トコフェロール」といい、これはギリシャ語で「子どもを授かる物質」という意味になります。
動物実験でも、ビタミンEが不足すると生殖能力が低下することがわかっていて、不妊に大きく関係がある栄養素です。
ビタミンEは脂溶性のビタミンですが、とりすぎによる害がありません。
食べ物から摂取することが基本ですが、最近ではサプリメントが充実していますので、サプリメントで補ってもさしつかえないでしょう。

POINT:ビタミンEを多く含む食品
ナッツ類:アーモンド、落花生など
緑黄色野菜:アボカド、春菊、かぼちゃ、ほうれん草、ニラなど
魚:うなぎ、あこうだい、金目鯛、サンマ、いわしなど
穀類:小麦胚芽、胚芽米など

男性ホルモンの合成に大切な「亜鉛」

近年、若い男性の精子の数が減少しているといわれています。
以前のコラムで「意外に知らない環境ホルモンと不妊症との関係」の中でお伝えした、環境ホルモンのひとつであるダイオキシンなどが関係していると考えられていますが、亜鉛の摂取不足もとりざたされています。
亜鉛は別名「セックスミネラル」と呼ばれる栄養素であり、男性ホルモンの合成にかかわっています。
動物実験によると、亜鉛が少ないと精巣(睾丸)の精細管が萎縮してしまい、精子をつくりにくくなることがわかっています。
また、精液中の亜鉛濃度が低下することで、精子の運動性が低下します。
そのため、男性は亜鉛が不足しないように、気をつけましょうね。

POINT:亜鉛を多く含む食品
魚介類:牡蠣、かずのこ、サザエ、ホタテ貝、いわし、ししゃも、にしんなど
レバー類:豚レバー、牛レバーなど
いも類:山いも、里いもなど
海藻類:ひじき、わかめ、昆布など
ナッツ類:アーモンド、カシューナッツなど

タバコやアルコールはどのようにからだに関わるの?

食べ物ではありませんが、タバコとアルコールは妊娠パワーを低下させる働きがあるので、要注意です。
特にタバコの害は見逃せません。男性の場合、タバコは精子の数や運動性などに悪影響を及ぼし、禁煙すると精子の機能が改善することがわかっています。
また、女性の場合も、外国の研究によると、タバコを吸っている人は閉経が早く、不妊の割合も多いことがわかっています。
タバコが卵巣内の卵子に悪影響を及ぼすとされています。親の喫煙は胎児や子どもたちへも害をおよぼしますから、男女ともに禁煙するのが理想です。
アルコールは、適度に飲む分には血行をよくするなどの利点もあります。
しかし、飲みすぎると精子の状態を悪くすることがあります。ほどほどにしておきましょう。

アットホームで心の通った不妊治療を

はるねクリニック銀座では、ご相談者と医師だけの関係で終わるのではなく、看護師や薬剤師、培養士と連携して不妊治療に向き合っています。
不妊治療には、心のケアとからだのケアをしつつ取り組むべきものと考えているため、居心地のいいクリニックを目指して日々精進しております。
食事内容のように一見、不妊治療と関係あるかなという不安や疑問でも、抱え込まずに私たちに打ち明けてみてくださいね。


Posted by 東京 銀座 不妊治療 婦人科 女医|はるねクリニック銀座 / 院長ブログ