不妊治療ならではの悩みとは?不妊治療との向き合い方について

2019年10月28日

いまや不妊治療は、決して他人事ではありません。
不妊治療のうち、体外受精による出生児数は年々増えています(注1)。
不妊治療に取り組む夫婦が増えるのと一緒に、不妊治療で悩む方は多くいらっしゃいます。
はるねクリニック銀座では、不妊治療へ取り組む方々を対象に「無料不妊セミナー」を月1で開催しております。
不妊治療ならではの悩みにはどのようなものがあるのか、また不妊治療との向き合い方についてお話ししていきます。

不妊治療ならではの悩みとは?

不妊治療に関して寄せられた悩みを次の7つに分けました。
一つひとつみていきましょう。
不妊治療をめぐる現状:https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000314vv-att/2r985200000314yg.pdf

1.不妊症の検査について
「不妊症の検査ってどんなことをするの?」と初めは分からないことばかりで不安で胸がいっぱいだと思います。
不妊とは、日本産科婦人科学会より「妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにも関わらず、一定期間(約1年)妊娠しないもの」と定義しています。
ですが、2人の体調や状況によっては、この定義を満たしていなくても不妊の可能性を考え、検査を行うことがあります。
不妊症の検査には、女性であれば生理周期にあわせた検査項目があり、男性であれば独自の検査があります。
詳しくは「目的別!不妊検査の選び方」をご覧ください。
2.費用や助成制度に関すること
「不妊治療はいつ終りが来るか分からない、仕事もあるし、金銭的にも続けられるか不安。」
と誰にも相談できずに悩みを抱えていませんか。
不妊治療は不妊検査によって体の状態を把握し、タイミング法や人工授精から体外受精へとステップアップしていきます。
不妊治療は保険適用外の検査や治療が多く、不妊治療を取り組む方への経済的な負担は大きいです。
私たちはるねクリニック銀座では、国や地方自治体の出す助成金制度を利用することで、皆さんの負担が少しでもラクになればと考えています。
不妊治療の各項目はどのぐらい費用がかかるのか、助成金や医療費控除はいくらかについて、「知らないと損する!不妊治療における助成金制度」でお話ししています。
3.不妊の原因について
「まさか私が不妊症になるなんて…」と悩む方が多くいらっしゃると思います。
しかし、誰にでも起こりうるものであり、決して自分のことを責めないでください。
不妊の原因にはさまざまなものがあり、一概にこれが原因といったように特定するのはとても難しいことが分かっています。
不妊の原因には、女性側、男性側、男女共、原因が不明の場合があります。
男性側の不妊原因として、造精機能障害、精管通過障害、性機能障害があることが分かっています。
また女性側の不妊原因として、排卵障害、卵管障害、着床障害、子宮頸管の通過障害、性行障害、機能性不妊が挙げられます。
4.不妊治療を実施している医療機関の情報
「私の通っているクリニックは本当に大丈夫なのか?変えた方がいいのかな?」と長く通っているが、なかなか赤ちゃんを授からないことで不安になる方もいます。
不妊治療では、特に女性にとってカラダやココロの負担がとても大きく、その悩みを理解してくれる人もまだ少ない現状があります。
最近では、いまの診療内容・診療方針について、医学知識をもった第三者から意見を求める『セカンドオピニオン』というものを受ける方もいます。
セカンドオピニオンを受ける前に、担当医の説明は十分だったか、自分は担当医の説明を理解できているかについて振り返ってみてください。
はるねクリニック銀座でもセカンドオピニオンを行っております。
セカンドオピニオンを受診するときは、問診票(こちら)のご記入をお願いします。
セカンドオピニオンの料金はこちらをご確認ください。
5.家族に関すること
「不妊治療をしていることを家族に打ち明けづらい、理解してもらえない。」といった家族の悩みは尽きませんよね。
家族が不妊治療を知っているあるいは知っていないことで、治療中の方にとって何気ないひと言が時には重く、深く心の棘となることがあります。
治療中の家族や親戚とのコミュニケーションのとり方について「不妊治療中の家族や親戚との付き合い方」で具体的なシチュエーションを交えてお話ししておりますので、ご参考にしてください。
6.主治医や医療機関に対する不満・悩み
「先生が話を聞いてくれない、言っていたことと違う!」など、医師と患者さまという関係でも、人と人の関係なので合う・合わないは少なからずあります。
はるねクリニック銀座での不妊治療には、患者さまだけでなく医師と患者さまを支えるカウンセラーの三位一体で取り組んでいくべきと考えております。
クリニックによっては、不妊治療について無料セミナーを行っているところもあるので、治療を受ける前に先生やスタッフと話してから決めるのもひとつの手です。
7.世間の偏見や無理解による不満・悩み
「仕事と不妊治療の両立を周囲が理解してくれない、心無い一言に傷つく。」など、不妊治療に対する周囲の理解はまだまだ十分ではありません。
なかには、2人目不妊の方へ遠慮ない言葉を向けることもあるのが現状です。
不妊治療を取り組むにあたり、生理周期との兼ね合いで仕事を調節しなくてはいけません。
不妊治療を行っていない人にとって、不妊治療は「他人事」で済まされてしまうこともしばしばあります。
企業、行政で企業や社会人向けのセミナーに力を入れて欲しいと私たちは強く願っております。

不妊・不育でお悩みの方へ

不妊治療について7つの悩みに沿ってお話ししてきましたが、このほかの悩みを抱えている方もいるかと思います。
赤ちゃんを授かりたい、その想いに寄り添い、私たちスタッフ一同はこれからもはるねクリニック銀座に訪れた方と共に歩んでいきます。
はるねクリニック銀座では、妊娠・出産のお便りを多くいただいております。
ぜひご参考にしてみてくださいね。

参照元:
(注1)厚生労働省, ①第1不妊に関する現状)不妊専門相談センター報告書, P1-6, https://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-20180119/dl/after-service-20180119_houkoku.pdf


Posted by 東京 銀座 不妊治療 婦人科 女医|はるねクリニック銀座 / 院長ブログ